tockun’s poem

実体験及び妄想系のポエムを綴ってます。

2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

今君は‥

今君は 何を思い 今君は 何を語り 今君は 何を唄い 今君は 何を描いているのだろう 繋がりが絶たれた今 僕は君を感じることが出来ない 君の息づかいさえ 遠く離れていても 感じることが出来た僕なのに 君に貰った珈琲も 君に貰った写真も 君に貰った思い出も…

君を想い

君と過ごした時間は 穏やかに緩やかに流れ 君と過ごした時間は あっという間に過ぎていった あのキラキラした時は もう二度と来ない 君と歩くことも 君と話すことも 君と見つめ合うことも 君を抱きしめることも 君の髪を撫でることも 君とキスすることも も…

フタリノセカイ

君を連れてあの場所へ 僕の好きな車に君を乗せ 遥か遠くへ走らせる 僕と君が好きな音楽が 軽快に二人を包み込み 楽しい気持ちに拍車をかける 「ここはユメノクニ?」 「ここはフタリダケノセカイ」 そうあの場所は 二人だけが行ける夢の世界 君を乗せ 行き着…

取り残されたのは

季節は移ろい サクラサク春へと 温む風は仄かにピンク色 大地からは緑が芽吹き 霞む空には力強い白い雲 君と過ごした時間は あの日のまま止まっている 君の髪の葵い香り 微かに香る檸檬の吐息 お気に入りの翠のドレス 君と共有した時間は あの日よりもう取り…

佇む僕

この何もない空間に佇む僕 虚無感に苛まれた気持ちは 君が居ない たった独りのせいか 虚ろう眼差し 何一つ思いつかない 考えることすら出来ない 君を失ったことは これほどまでダメージがあるのか このまま何もかも忘れ 息をすることさえ忘れ 明日を迎えるこ…

君となら

君となら 全て乗り越えられると思った 君となら 全て受け入れられると思った 君となら 全て棄てられると思った 君となら 全て上手く進むと思った 愛し合い迎えた朝 瞳が開いた瞬間飛び込む君の姿 これが毎日続くと思っていた これが日常になると思っていた …

後悔

君に何を言えば良かったの? 君に何をすれば良かったの? 君に何を思えば良かったの? あの時抱きしめた温もりも あの時交わした口づけも あの時想った愛おしさも 今となっては 遠い想ひ出 白く彩られたアスファルトを 手を繋いで歩いたあの日 もう何も怖い…

二人そして‥

君と過ごしたあの日 初めて二人で朝を迎え それでも求め合い 抱き締め合った キスをすればするほど 離れることはないと 思えたはずなのに‥ 無情にも時は流れ 時は二人を引き裂いた もうあの時間が取り戻せないなら せめて全てがリセット出来たら 出会うこと…

繋いだ手を

僕と君は手を繋いだ もう離すなよ もう二度と離すなよ 僕は心の中で叫んだ 帰ってくるはずがない君を ただひたすら想い‥ 君の感触は 僕の左手が覚えている 僕と君は確かに手を繋いだ もう離さない もう二度と離さない 君が叫ぶことはもうない 戻ることがない…

おかえり

鳴り響く携帯電話 君からの着信 いつ振りだろう 君との会話 愛おしい君の声 この時間が当たり前だったあの頃 この時間がずっと続くと思っていた 僕から手を離したはずだったのに‥ 君は優しく手を差し伸べ 君は優しく迎えてくれた おかえり 君と繋がった 君と…

運命の人

君と出会った瞬間 すぐにわかった 君は僕の運命の人 君と出会うことは 生まれた瞬間から決まっていた いや生まれる前から もっともっと ずっと前から 決まっていた だって 君の髪の香りも 君の手の温もりも 君の柔らかい肌も どこか懐かしい 抱きしめたとき…

最後の女性

「もしもしみーちゃん こんな遅くにごめん。。 え?今?午前4時だよ どうしたって? うん、どうしても最後に 伝えたいことがあってさ‥ オレは、みーちゃんを愛していました 本当に最愛の人でした そして、オレの生涯最後の女性です 出会ったことは後悔してま…

今は‥

君との思い出の地 君の居ない車で独り ゆっくりただゆっくり 走り進む 君が好きな曲が流れ 君と見たあの空のかなたに 幸せだったあの日を想う 今は‥ 君の髪の香りも 君の唇の温もりも 君の優しい笑顔も もうここにはない そして今は‥ ランキング参加中ポエム…

春待つ人

キラキラ光る水面 揺れゆく草原 硬いつぼみの桜並木 今年はここを 君と歩くはずだった 手をつなぎ 同じ歩幅で 桜舞うこの道を 君と歩くはずだった 風は温もりを帯び やがて来る春の訪れを 君のいない春の訪れを 静かに教えてくれる 二人で過ごすはずだった春…

空を見上げて

君と初めてドライブした日 青く澄み渡る空を見上げ 永遠を語り合ったね ずっと続くと思っていた これだけは‥これからも‥ 青い空は二人を包み 走る先は未来だったはず 何も聞かず 脇目も振らず ただひたすら真っ直ぐ走っていた なのに‥ もう僕の左側に 君はい…