tockun’s poem

実体験及び妄想系のポエムを綴ってます。

真っ白い雪が溶けて心地よい風が吹く春が訪れるほどの暖かい温もりを

季節は冬

外は今日も氷点下

白く染まる街には

荒ぶ吹雪のせいで

処々に大きな吹き溜まり

まだまだ降り続く雪は

季節が永遠に変わらないと

念わせてしまう

温みが欲しい

僕の冷えた心を

唯一暖めることが出来る

温みが欲しい

あの抱きしめた時の

僕の内から湧き出る

愛する感情が欲しい

だが季節が動かない限り

僕に温もりは湧かない

他には要らない

春を迎えるため

君が壊れるほど抱き締め

君から溢れて止まらない

この雪が溶け

直ぐに春が訪れる程の

温もりが欲しい