2024-04-22 始まりの日は 君と初めて飲みに出た日 あの日は雪が深々と降る 寒い夜だった 君は僕の棲むところへ来ると 二人肩を並べ 小さなおでん屋へと入る もうほろ酔いだった僕に 君は追い付こうと 冷えた日本酒を指差す 会話は弾み いつしか帰ることを忘れ 初めて朝を二人で迎える 雪はまだ降り続く 降り止むことを忘れたように あの日の君と僕は 世界一幸せだった あの幸せは ずっと続くと思っていた しかし‥ 止まない雪はない この二人の運命のように ランキング参加中ポエム・誌グループ ランキング参加中言葉を紡ぐ人たち ランキング参加中【公式】2024年開設ブログ ランキング参加中アクセスの輪