tockun’s poem

実体験及び妄想系のポエムを綴ってます。

狸寝入り

君はいつも

僕が寝入るまで

僕より先に

寝ることはないから

いつものように

先に布団に入り

目を瞑りぐうぐうと

寝た振りをする

やがて同じ布団に入る君

君がすやすやと寝息を立てても

まだ僕は狸寝入り

僕の隣に眠る

君の寝顔が見たいから

僕の細やかな幸せ