tockun’s poem

実体験及び妄想系のポエムを綴ってます。

鬱金香

君と過ごした数々の

楽しかった思い出

その記憶が

今の僕を苦しめる

もう戻らない日々は

僕の記憶の真ん中にいる

もうあの日が戻らないなら

この記憶を何処かに

消し去りたい

色褪せることのない思い出を

何処かに置き去りにしたい

紫がかった鬱金香のように

私を忘れてと呟いて

今はまだ思い出に出来ない

その記憶を引き摺ったままで