tockun’s poem

実体験及び妄想系のポエムを綴ってます。

君にエールを

何気なく開いた他人のブログ

そこに写るのは君の笑顔

まだ思い出となってはいないが

何処か懐かしい

あの頃の君は

いつも笑顔で僕を見て

夢を語っていた

あの夢の中の君は

僕には手の届かない

遠い世界で羽ばたく

白い妖精

僕はただ頷き

語らる夢を

聞くことしか

出来なかった

懐かしい笑顔の君を

スマホの画面から消し

また遠くを見つめる

もう語られることはない夢を

僕はいつまでも思い出し

遠くの君にエールを