tockun’s poem

実体験及び妄想系のポエムを綴ってます。

かほり

君のかほり

僕の頭が覚えてる

何処か甘い

髪のかほり

柑橘系の

君の吐息

懐かしいかほりは

僕の記憶と連動する

もうそのかほりを

近くに感じることはない

遠い記憶の中に

そのかほりはある

君を思い出す度

僕の鼻腔は

君のかほりを

匂わせる

もう隣にいない

君の記憶と

かほりを抱きしめ

今日も独り眠る