tockun’s poem

実体験及び妄想系のポエムを綴ってます。

あの日の君は

夕焼けの日本海

陽が沈む水平線

目蓋を閉じ

遠く甦る

あの日の記憶を懐かしむ

僕の膝枕で

君は横たわり

喉の乾きを訴える

僕はペットボトルの水を

一口含み

君にそっと口づける

陽が沈み

夜の帷が辺りを包んでも

「帰ろう‥」

一言が言えずに

いつまでもそうしていた

愛し合っていた

あの日の二人に

戻ることはないけれど

君はいつまでも

僕の大切な人

25年経っても

色褪せることのない

永遠のあの日の君

今どうしてるかな‥