tockun’s poem

実体験及び妄想系のポエムを綴ってます。

終わりの始まり

君と僕が始まったあの日から

二人は運命と信じ

夢中で愛し合った

逢瀬を重ねる度

二人は真実を求める

君の右手と僕の左手

絡め合う度

君の唇と僕の唇

重ね合う度

君の背中と僕の背中

抱きしめ合う度

二人の愛は

より深まってゆく

でもこの時の

二人はまだ知らない

始まったあの日から

別れを迎える

カウントダウンが

始まっていたこと

二人は決して成就しない

なぜならそれは

蝕み合う愛だから

二人の愛が一つになることは

決してない

決して‥