tockun’s poem

実体験及び妄想系のポエムを綴ってます。

ある日の夏の午後

君は今日も

空を見上げている

雲を指差し

あれは綿菓子と

無邪気に笑う

空を見よう

空を見上げよう

あの雲も

何かに見えるはず

君は振り返り

また白い雲を指差す

これはドーナッツ

戯けて魅せる

満面の笑みの君を

そっと後ろから抱きしめる

僕の腕にそっと

君は指を突き立て

僕の腕を振り払うと

振り返りキスをする

君の目線は空

空を見上げ

ソフトクリーム

また君は無邪気に笑った

そんな夏の昼下がり